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X-Windowを使ってみて、動作が遅い事に閉口した方も多いと思います。いかにもメモリーやCPUパワーを消費しそうです。そこで、通常の起動はテキストモードに変更してみます。
その前に、一度テキストモードで起動してみましょう。
起動画面でLinuxを選択して"a"を押して下さい。10秒以内に押さないと勝手に起動するので急いでね。
画面が変わって、"rhgb"の後にカーソルが出ています。SPACEキーを押し、"3"、Enter と押して下さい。"rhgb 3"になればいいんです。
数字はランレベルですから、テキストモードをデフォルトにした後も"a 5"と入力するとX-Windowを起動する事が出来ます。
起動する時間もX-Windowの時よりかなり早いです。設定が完了すると、今後はデフォルトがこの状態になります。実際に設定してみましょう。
SSHからrootでログインして下さい。もちろん、本体からでもいいですが、コマンドのコピーは出来ません。
設定ファイルを変更する必要があるので、viというテキストエディターを使います。以下のコマンドを入れて下さい。
cd /etc (カレントをファイルの場所に移動)
cp inittab inittab.org (設定ファイルのバックアップを作成)
vi inittab (エディターを起動)
カラフルなエディターが起動したと思います。頭が"#"になっているのはコメント行で意味を持ちませんから青になっています。目立たないので設定する時に楽です。
viは選択や張付け以外ではマウスを使いません。カーソルを動かす時は矢印キーを使います。
テンキーは特殊な用途に割り当てられているので絶対に使わないで下さい。
"id:5:initdefault:"と記述してある行まで↓を押して移動して下さい。小さい設定ファイルですからすぐに見つかるはずです。
この状態では入力出来ません。移動したら"a"を押して下さい。左下が「--挿入--」になります。Insertキーで「--置換--」とトグルします。
この行の"id:5"を"id:3"に変更します。くどいですが、絶対にテンキーは使わないで下さい。
変更したら、Escキーで入力モードから抜けます。続いて、":(コロン)wq"と入力してEnterを押します。これで設定は完了です。
もし、ファイルを滅茶苦茶にしてしまったら、Escの後、":q!"でviを終了して下さい。
コロンの後のコマンドを説明しますね。
wはファイルの上書きです。
qは終了ですが、内容を変更した場合は終了前に上書きするか聞いてきます。!のオプションを付ける事で変更を破棄して終了出来ます。
今は、Linuxがテキストモードで起動している状態です。再起動しないで、X-Windowにする方法も説明しておきます。SSHが起動していたら終了して下さい。
Linuxから、rootでログインします。後は、"init 5"とコマンドを打つだけです。
今回で直接Linuxを操作するのは終了の予定です。